さて、春姫殿の洋服というか着物の続きをやっていく。
帯の真ん中の名前がわからない細い紐、いわゆる例の紐の結び目と、帯の上に挟まっているやつをつける。
こういう細かい物をつけると、締まって見えるというか、それっぽく見えてくるような気がする。
そして帯の後ろのでかい結び目をやろうと思ったが、その前に尻尾をやった方が良いことに気づいたので、狐の尻尾に取り掛かる。
針金と銀紙で大まかに形を出して、先に接続用のダボをエポキシパテでこしらえる。
パテが固まるのを待つのが嫌で、ホットプレートの保温で固めたら、なんか軽石みたいにスカスカになってしまった...
粘土を盛り付ける。
動物の毛っぽく線を刻み込む。
難しい...
焼いて固めたら、尻との接合部分をうまいこと成形。
くっつけてみる。
こんな小さな穴で、太い尻尾をどうやって通すのかという問題があるけれど、そこには気づかなかったことにしようと思う。
次に帯の後ろのでかい結び目に取り掛かる。
これも針金でざっくり形を作って粘土を盛り付け。
資料を参考に更に盛る。
袖もそうだったが、盛って形を整えているうちに針金が露出してしまうのが鬱陶しい。
途中で気分が出て粘土をやり過ぎた結果、針金とは違う形になってしまった。
こいつにも先にダボを作っておいたので、ポリパテをむにゅっとやって接続。
次に袖の先。
手をエポキシパテでこしらえる。
少しずつ削る。
ヤスリで整えながら、爪も彫る。
両手。
出来た手をつけて袖を作り直す。
引っ張ってる感じ。
出来た袖を眺めているうちに、どうも気に入らぬ部分が目についたので、面倒で凄く嫌なのだけれど、手との接合部分を作り直すことに。イヤだけど...
手首を少し伸ばして、その分袖をリューターで掘り込んでポリパテでやり直す。
それに合わせて着物のインナー的なやつを粘土で作り直していくが、焼き固めた後ヤスリで擦っているうちに欠けてしまったりしてムカつく。
これだからイヤなんだよ...
いつもいつもこういう微妙なやり直しに時間がかかってしまう。
恨み言を吐きながらもなんとかやり終えて、写真を撮ったりして眺めてみるが、たいして変わったように見えない。
これだからイヤなんだよ...
手首周りに思ったより時間がかかってしまったが、残りは足と髪なのでなるべくムカつかずにやっていこうと思う。
...続く