前回の更新から約一カ月も開いてしまったマジカルスパンキングだが、これだけ経っていればもう完成間近...
とはいかず、この間に仕事的な環境が激変したおかげで、不本意ながらほんの僅かずつしか作業が出来ず。
気づけば元号も変わってしまったので、気持ちも新たにやっていこうと思う。
さて、スカートの続きだが、ひと通りフリルに被さるビラビラを作った後薄く削っていく。
ちょっとビラビラが浮きすぎな気もしないでもないが、マジカルスパンキング発動の躍動感ということで。
次にニーハイのラインを入れて、ブーツに取り掛かる。
まずはソールを盛って焼く。
真っ黒焦げ。
何故にこんなことになっているのかわからず、しばし呆然とする。
よく見てみると、オーブンの温度が250度になっているではないか。
何がどうなってそんな高温に設定されているのか理解できない。
ここは一発「マジカルスパンキング!」をかまそうと思ったが、どう考えても私自身のミスであって、マジカルスパンキングされるべきは私だということに気づいた。
ので、それは忘れて粛々と進めていく。
黒焦げの部分を出来るだけ修正しつつ、少し低めのハイヒールのソールを基準に盛り付け。
ここで足の長さが少し短い気がしたので、ブーツの部分を分割するついでに2mmほど伸ばしてみる。
やはり焦げてる部分の整形がかなりやり辛い。ヤスリもイマイチかからない。
でも、やり直しはせずに強行。
かなりの時間をかけてブーツを作ったが、足首のストラップのバックルの向きを左右同じにしてしまうという愚挙をしでかしてしまう。
気付かなかったフリをしたいという激情を必死に抑え込み、バックルを作り直す。
が、バックル自体2mmほど、その中のベルトの穴に通す棒なんて0.3mmくらい。
そんなものをサクッと拵える技術が私にあるはずもなく、プラ棒やハンダ線を使ったりして散々失敗した挙句、結局エポキシパテでどうにか作りあげた。
ブーツと足首の分割部分は細くてグラつくので、真鍮線を2本使って接続。
次に迷った末、ニーハイの部分でも分割することにした。
また治具を作り切断していく。
太ももの肉がニーハイで締め付けられた感じを出すために、少しだけ盛り付けて下半身完成。
1ヶ月でこれだけしか進んでないということに愕然とするが、一応5月中に原型は完成できるように頑張っていこうと思う。
...続く