「下着ではなくズボン」
ちら見え、自衛官募集ポスターに批判
という記事の見出しが偶然目に入った。
この文言はまさか...
と思い読んでみると案の定アニメ『ストライクウィッチーズ』に関するもの。
自衛官募集のポスターに写っている女性キャラクターのスカートから下着様の着衣が見える描写があり、セクハラだとか感覚が狂っているとか批判が出ているという。
問題のポスターより
それに対して、ポスターを作成した防衛省自衛隊滋賀地方協力本部は、
「アニメの既存の図柄を使用している。指摘の着衣は、下着ではなくズボンだという設定で、適切な範囲だと考えている。多くの人から評価を得ている」
と答えたそうだ。
なるほど、多少の批判が出るのも、まあわからなくはない。
だが、チラリと見えているあれは下着じゃなくてズボンなんですよ、という説明でもう充分ではないか。何の問題もない。
それは『ストライクウィッチーズ』を好んで観てる奴らのくだらないオタクの理屈で、現実社会ではそんなのは通用しない。
と文句のある人は言うだろう。
否。
アニメオタクの世界の中ですら、あれをズボンと強弁するか!と、どよめいたのだ。
要は、ギャグ的なものなんだからいいじゃんということ。
現実世界でもホットパンツなんてものや、見せパンなんて代物が存在してるわけで、例えば突っ込まれた時に、あれはホットパンツですとか見せパンだと言うのは容易い。
が、あえてこれはズボンですと強弁するのがひどくて良いのだ。
ズボンだぜ?
ああ、あのポスターの中でジャンプしてる人達にとってはズボンなのね、でいいじゃないか。
それをやれセクハラだとか、児童ポルノとみなされ得るなんて、余裕のないことを言わなくても。
昨今、自衛官になる人がとても減っているということもあるのだし、色々なアプローチの仕方があっても良いと思う。
まあ、あのポスターを見て自衛官になりたいと思っていた人が、ああいうズボンを履かなくてはならないんじゃやめようと思っちゃったら逆効果だけど...