ヴァイオレットエヴァーガーデン フィギュア製作 その13

 

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さてさて、型取りなのだが、シリコーンの使用量を減らしたいので、増粘剤を使って薄く覆った上から石膏でバックアップするという積層法というやつにチャレンジしてみる。

 

石膏というものを初めて触るので、どれくらいで固まるとかがよくわからぬ。

ので、グルグルかき混ぜているうちに急激に固まり始め焦って注入。

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固まり始めたのを無理矢理ねじ込んだもんだから、見るからにダメな感じ。

 

裏面はまあ普通に流せたのだが、開いてみるとシリコーンの薄いところが破けてるようにみえる。

いや、みえるというか確実に破けているのだけれど、気まずくて直視出来ない。

 

ス〜っと心が冷えて、やる気がなくなっていくのを感じたので咄嗟に、

「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ」

と碇シンジの真似をしたが、やる気は下がる一方なので更に、

「綾波を返せ〜!」

と絶叫し、己を鼓舞する。

そして一縷の望みをかけてレジンを流してみる。

 

 

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ダダ漏れ。

まあね、そりゃそうだ。

だって破けてんだもん、シリコーンが。

 

たかだか一体分複製するのに大量のシリコーンを使いたくない、という貧乏根性を出すからこんなことになる。

さすがに今度こそやる気が失せて、放置して寝た。

 

翌日見てみると、漏れ出したレジンは消え去りちゃんと複製出来ていた、なんてことは当然ある訳もなく、敷いていた紙と巻いていたゴムにへばりついてるクリーム色でカチカチの人をイライラしながら剥がす。

 

そもそも一人で楽しむ為にやってるのだから、レジンに置換などせずに直接色を塗ればいいんだけど、調べてみると、こういったフィギュアはレジンを使って、サフレス塗装という手法で肌などの透明感を出すのが常套手段らしい。

なので、やはり後学の為にも私もサフレスになろうと思い、わざわざ金と手間が多大にかかる複製なんてものを、碇シンジの真似までしてやっているのだ。

 

とりあえず失敗したやつの処遇は後回しにして、他のパーツの型を作っていく。

が、どうみても手持ちのシリコーンでは足りそうにないことなどを考えながら暗い気持ちでやっていたせいか、片面を取った後裏面に流す前に、シリコンバリアーを塗りたくるのを失念して流してしまうという大失態を演じてしまう。

 

3分の1ほど流したところで気付き、慌ててシリコーンを拭う。

なんとか除去したものの、パーツのサーフェイサーが剥がれて傷が付いていたりとひどい有り様。

しかも落ち着いて考えてみれば、シリコーン同士がくっついてしまっても、割き型のようにすればどうにかなったかもしれないのに。

貴重なシリコーンを無駄にしてしまった。

 

その後も、レジンを流す時にガッチリとめようとゴムじゃなくクランプを使ったら締め過ぎて、石膏が割れてしまったり全然上手くいかない。

 

最初の失敗したやつもなんとか生かそうと穴を瞬間接着剤で埋めたり、空気抜きの穴からレジンを流してみたり、無理矢理オーバーフロー方式にしてみたり、思い付く限りのことをして、とにかく形にする。

 

結局シリコーンが足りずに、粘土埋めをやりたくないので、今度は半透明なやつを購入。

 

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気泡地獄で透明度ゼロ。

こいつをカッターでギザギザに切り裂いていくが、思っていたよりずっと大変でなんとか出来た時には原型がボロボロに。

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更に、残りのパーツをいっぺんにやろうとして、残ったシリコーンを全部流したらパーツが埋まりきらず露出してしまうという事件が発生。

もう買い足したくない一心で、固まり始めた時に露出部分にすくって掛け流すという荒技を断行。

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結果、意味不明の形の型が出来上がった。

めんどくさがらずパーツの配置やら、シリコーンの量やら、やりやすいパーティングラインの位置とかをきちんと考えてやらなきゃダメだと学んだ。

 

 

地獄のような複製作業をなんとか終えて、出来たレジンのパーツはやはりというかなんというか半分くらいは酷い状態で、今度は表面処理地獄に突入。

 

スカートなんて無理矢理形にしたおかげで、厚さは倍、パーツの合わせ目はボロボロなのでかなりの修正が必要。

表面処理というか整形し直しのようなものだが、出来るだけ速やかに終わらせて塗装にいこうと思ふ。

 

...続く

 

 

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