前回、壮大に時間を無駄にしてしまったので、できるだけ早くやっていきたい。
と思ったそばから、前にスカルピーで作った前、横髪がどうしても気に入らず、パテで作り直してみたり。
最後に小物類を拵える。
鞄を作るのに、まずはプラ板を箱型に組んだ。
フリスクのケースくらいの大きさ。
フリスクにパテを盛る。
盛って削って、ステッチを入れて隅の革も付けたところ。
後は持ち手なのだが、こういった革の鞄は基本的に持ち手が一つなものが多い。
が、持ち手のところに傘を挟まなければならないので、二つにする。
ヴァイオレットちゃんにどう持たせるかも問題だが、それはまた後で考えよう。
鍵の部分と持ち手をつけて鋲を打って、大体こんな感じ。
鍵の部分は傘で隠れるので適当に。
傘
針金にパテを盛る。
途中写真を撮るのを失念していたので、いきなりほぼ出来上がり。
こういった傘は、パゴダ傘というようだが、フリルとかがついていてめんどくさいものだ。
鞄と合体。
ヴァイオレットちゃんに持たせるのをどうするかなのだが、一旦親指を切断し、手に持たせて傘をグリグリ押し込んでいたら持ち手が割れた。
しかも結構粉々に。
まあこんなのはよくあることなので、眉ひとつ動かさずにサクッと直していく。
...なんてことはオレにはできねぇ。
こういう時のムカつき、やるせなさといったら、全て自分の責任なので何かに当たることも出来ず、血が出るほど手を握りしめ顔を真っ赤にして只震えるしかない。
黙って震えていると、家の猫が何か食い物をよこせとニャーニャー鳴いてきて、更にカチンときた私は「ヴニャー!(うるさい!)」と一喝。
急いで逃げていく猫の姿を見て我に返り、
「先程はすまないことをした。これはお詫びの印なので、どうかお納めください」
と、おやつを持っていって猫の機嫌を取らないといけなくなるのだ。
猫のおかげで怒りは収まったので、気を取り直してやっていく。
何を悩んでいるのかといえば、この後シリコンで型を取ってレジンにする上で鞄と手をどうするかなのだ。
経験値がなさすぎて全くわからん。
色々考えたあげく、手首から分割して持ち手とくっつけることにした。
最初より持ち手は少し太めに作り直した。
これにてやっと全パーツを作り終えたので組んでみる。
もうちょっと表面処理をしてから、レジンにする為の型取りに入ろうと思う。
...続く