さてさて、
牛歩のごときスピードでちっとも進まないが、スカートのヒラヒラっぽいやつをやるところから。
筋をチマチマ彫り込んでいく。
が、
幅が1mmくらいしかないところとか割れてくっついちゃったり、彫ってたら気泡が出てきて引っかかって割れたり、思っていた通りめんどくさい。
破損した部分と、気泡とかをパテで埋める為に穴を広げて荒らす。
パテで埋めたところを彫り直し、形を整えて裏側も薄く削ったら、また穴やら気泡やらが出てきたので直さねば。
サーフェイサーをやってみると、やはり細かい気泡だらけで、面倒なので黒い瞬間接着剤で埋める。
ここから埋めてヤスってを延々とループ。
なんか、クイックパテは気泡が多い気がしますな。細かいのが。
処理の途中なのだが、ある意味迷彩柄のようだ。
裏側も薄くきれいにとやってるうちに、分割線が合わなくなってしまい、修正していく。
いつになったらこの地味な作業が終わるのだ。
合間にヴァイオレットちゃんをアニメで観返したりして、なんとかモチベーションを保つ。
気泡埋めの無限ループを抜け出し、何とか見れるくらいにはなった。
よく見るとまだ完璧ではないが、気づかないフリをしてさっさと次に行こうと準備していると、
...さま、旦那さま...
とヴァイオレットちゃんの声が聞こえてきたので、何かと思ったらスカートの後ろのビラビラを忘れているとの指摘だった。
やっとのことで、ヒラヒラが終わったと思ったら、今度はビラビラですか。
やらない訳にはいかぬのでパテを盛るが、盛り上げが出来ないので、少し盛って削ってを繰り返していく。
高さが欲しいところに、マスキングテープを台にして盛る。こういう薄いところは、強度もあるし結構いいかも。
大体の形は出せたが、分割とか表情処理とかのことを考えると死にたくなる。
分割をどこでするのがいいのかというのが、まだいまいち良くわからぬので、とりあえず真ん中をぶった切ることに。
前に何かで見たピンバイスで穴を開けてやる方法でやってみる。
これが思いのほか重労働で、気づいたら人差し指の第一関節と第二関節の間にマメが出来ているではないか。
パテはかてーし、マメはいてーしで、恨み節を吐きながらも何とか割れた。
奥まったところをヤスリがけしたり、穴を埋めたりして、片方の分割面をきれいにして離型処理をする。
今までメンタムを使っていたのだが、面積が広いとくっついたりしたので、今回は「シリコンバリアー」を使ってみることに。
さすがシリコンバリアー、きれいにできたぜ。
ここから形を整えつつ、チマチマヤスリをかけていく。超面倒い。
ぶとい棒とほそい棒に、クッション付きの両面テープでヤスリを貼り付けて擦っている。
やっぱりこのパテ、気泡が多いぞ。
キメが細かいものはこうなのか、ワシの練り方がダメなのか。
我慢強く処理を続けたが、中々きれいにならない。
不本意だがとりあえずこれくらいで勘弁してもらおう。
どうせまた後で修正することになるのだろうからね。
本体と合体。
スカートに3週間もかかってしまった。
今度こそヴァイオレットちゃんの声も聞こえてこないので、やっと次に進める。
...続く