ヴァイオレットちゃんのフィギュア作り第3回目。
地蔵からヴァイオレットちゃんへと近づけるべく色々手を入れていく。
昔「人形は顔が命です」というCMがあったくらいなので、御顔は大事にしないといけない。
目を入れた。
正面から見ると色々とズレていたので、直すことにする。
そしてここから地獄が始まる。
まず、睫毛的なところを少し削ったらボロッと取れてしまった。
ので、
スカルピーを極少量リキッドスカルピーを使って盛り足し、ヒートガンで焼いて固める。
そして、ちょっといじっているとまた取れる。
また盛って取れる、またまた盛って取れるの無限ループ。
瞬間接着剤を使用してみたりしても上手くいかず、結果いじくりすぎて目自体が滅茶苦茶になってしまった。
いい加減頭にきたので、目をくり抜いてポリパテでやることにする。
口も気に入らないから削ぎ落とす。
なんというか...
バイオレットちゃん度0パーセント。
地蔵にウルトラマンとか仮面ライダーの目がついたような...
ホントは睫毛をうす〜くシュッとやりたいのだけど、ボテッと極厚なコンニャクみたいなつけまつげみたいになってしまう。
薄くすると折れるか取れる。
どうしても今の腕では無理みたいなので残念無念諦めた。
とにかく少しでもバイオレットちゃんに近づけるために更にいじくりまわす。
もう最初から作り直したほうが効率的なんじゃないか、というくらいに。
写真だとあまり変わっていないように見えるが、これでもいっぱい盛ったり削ったり擦ったり、イラついて投げつけたり大声を出したりしたのです。
鉛筆で黒目をざっと描いてみる。
鉛筆の先がかなり丸くなっていたのに、おかまい無しでかいたらやはり上手く描けなかった。
ヴァイオレットちゃん度5パーセント。
良いのか悪いのかわからないけど、なんとなく憂いのある感じになってるような。
完全に納得いくまでやってたら、永久に顔だけやり続けることになりそうなので、とりあえず先に進むことにする。
また後でなおせばいいのだから。
髪の毛をやるにあたって、今回はまずパーツの分割面を作ってみることに。
こういうアンドロイド的な人をアニメとかで見たような気がしないでもない。
無駄にカクカクしているのは、なんとなくカッコいいかなと思って。
前髪、中髪、後髪と分ける予定なのでそれも考慮している。
髪の毛はどうにも上手く作れる気がしない、苦手だ。
まあ、フィギュア作りに関して得意なことなどないのだけれど。
...続く